こんにちは、とりジャムです☆
私の実家ではミニチュアダックスで名前はあんな。16年家族の一員として一緒に過ごしてきました。
⇧1歳くらいの時かなぁ?
⇧一番大好きだったおもちゃ。
2018年3月11日にあんなのが天国に行って1年経ち今思うこと、あんなに対する感謝も込めてブログに残しておきたいと思いました。
目次
ペットロスとは
「ペットを亡くした」という飼い主の体験自体やそれによる悲しみのことを言います。そのため、ペットロスは全く珍しいことではなく、ペットを亡くした飼い主であればだれでも経験する出来事なのです。しかし、中にはそういった悲しみが重症化して、心の病や身体的な病気を患ってしまう人もいます。こういった症状を「ペットロス症候群」と呼ぶことがあります。
最近では動物医療やペットフードの質などの向上により平均寿命が伸びてきているそうです。ペットの寿命が伸びれば私たちがペットと共に暮らす時間は増え、その分だけ亡くなった時の悲しみが大きくなります。
老化が走るようにやってきた
あんなの場合、天国へ行くまでの3年間で老化が一気に進んだように感じました。
あんな、13歳
あんなが13歳になった頃から呼んだ時の反応が鈍くなりました。
私たち家族は少し戸惑いましたが、まだまだ元気なあんな、もちろん1日中寝ている事が多いですが、その他は変わり無いので耳が少し遠くなった事はあまり気にしなく、むしろ少し鈍い反応が可愛いな。なんて思っていました。
ソファーで寝ている時間が増えました。
小さい頃から口臭がありませんでしたが少し口臭を感じはじめました。
歯石が多くなっていました。
あんな、14歳
目が白くなってきました。
動物病院の定期健診で白内障が進んできた。と言われました。老いをはっきりと認め、止められ無い老化にショックをうけました。
少しでも進行が遅れればと、目薬を処方してもらいました。同時にブルーベリーをおやつであげたりもしていました。母と私が必死になっていました。
数ヶ月は目薬をやっていましたが、目に液が落ちるたびにビクッと驚き、かわいそうな思いをするので自然に任せることにしました。
散歩に行った時に側に寄っていって土手に落ちそうになったり、壁に顔半分をぶつけたりする事が多くなりました。
顔の周りの白い毛が増えてきました。
あんな、15歳
この歳から本当に一気でした。目は真っ白くなりほぼ見えなくなりました。
見えなくなったので鼻を上げて空気の匂いを確かめるように嗅いだりしていました、私たち家族のいるところに来たり抱っこを要求する事が多くなったと思います。
そりゃそうだよね、見えなくなったら怖いし不安だよね・・・
嗅覚だけはそれ程衰えなかったので嗅覚だけが頼りでした。
あんなを呼ぶ時は大きい声で呼んだり、私たちのいる場所を探している時は近くに行って床をコンコン叩いて教えたりしました。
もちろん15年間住んでいた家なので、間取りなどは覚えているようで少しぶつかりながらも自分の行きたい場所に行っていました。
口臭はかなりきつく、サプリメントを飲んで改善したりしていました。
足の筋力も弱くなり、うんちの時に少しよろけたりしていました。
春の定期健診で心臓に雑音があると診断されました。
なるべくストレスや嫌がる事をしたくなかったので、シャンプーも控えていました。
15歳半を過ぎた頃から実家に帰るたび、あんなと会うのが最後かもしれない。という気持ちがありました。
あんな16歳
⇧目は真っ白で耳は遠くても、尻尾を振って喜んでくれる。
⇧最後の誕生日☆サラと一緒に♫
16歳の誕生日を迎えた数日後に心臓の発作かな?で倒れ数時間後に亡くなりました。
母は、最期はひとりきりにしたくないと言っていて言葉通り母と父が看取ってくれました。
最期の様子を書くのは私はその場にいなかったし、つらいのでやめておきます。ごめんなさい。
あんなは子犬の時から食欲だけは落ちたことが無く、亡くなる日の朝食も残さずしっかり食べてくれていました。
あんなも、『今日もごはん食べるよ!私まだ大丈夫だよ。』って言ってたのかなぁ…
どんなにしても後悔はするもの
不慮の事故や突然の死でも、もちろん自分の不注意で大事なペットを無くした後悔は大きいです。
病気やあんなの様に老衰で亡くなっても必ず後悔は残るものだと思います。
私や家族もあんなの老化が進み、突然倒れる様になった頃から近いうちにやってくる別れを覚悟する様になりました。
私は結婚してから一緒にはいないので、代わりに母と父があんなにやってあげられる事はなんでもしてくれました。
ですが、亡くなってから思うのはあの時にああしてあげてれば…。という後悔。
他人に話せば十分やったよ。と思われる事も自分からしたら足りなかったと思ってしまうんですよね。
話して泣く方がいい
ペットロスになってしまう一番の原因は溜め込む事だと思います。
悲しいという気持ちから塞ぎこんでしまい、自分で処理しようとすると余計な事まで考えてしまいます。
悲しくてたまらない事、後悔している事、亡くなってしまったペットの事。気持ちをわかってくれる友人や家族に話して泣くこと。それだけで少し楽になれますよ。
話をして一緒に共感してもらうことで、もやもやしていることが少しずつ晴れていくと思います。
近所であんなを可愛がってくれていた方があんなちゃんに…と花束を頂きました。
とてもありがたくて、あんなの死を家族以外で悲しんでくれる人がいた。という事、あんなの事を思ってくれる人がいた。という事がとても嬉しかったです。
丁寧に供養をしてあげて
亡くなってしまった瞬間から気持ちがどん底に落ちました。
大事な家族だったペットだからこそ供養をしてあげる事で、少し気持ちが落ち着きました。
私は最期の時に見送ってあげる事ができませんでした。
なので火葬をした後、母に頼んでしばらく実家にそのまま置いてもらいました。
後日小さい綺麗な骨壷に入ったあんなに会いに行きました。
今でもその時の悲しさと寂しさ、いつもあんながいた場所の空気のつめたさが忘れられないです。
近所のお寺さんで動物のお墓があるので入れてもらいました。
お経を唱えてもらい、納骨し、お線香をあげてきました。
丁寧に供養できた事で、あんなに感謝とお別れができました。
帰り道に母と、よかったね。これであんなもゆっくりできるね。と話しました。
供養により、あんなの死を受け止められました。
1年経って…
はい、もちろん1年経った今もあんなを思うと悲しくて涙が出ます。
私の場合は後悔が多すぎて…あの時もっと遊んであげればよかった…。とか、一番は最期を看取ってあげれなかった事が実は今でも自分を責めています。
それがずっと引っかかっているんだよなぁ…
私が中3の時にずーっと犬が欲しくて欲しくてやっと飼ってもらえたあんな、家に連れてきた時からこの子を最後まで可愛がってあげると決めていたのに…私は結婚して家を出て行って、その時から急に老いが進んでしまったので一緒にいてあげられず申し訳なかったなぁ…
でもそんな事ばかり考えちゃいけないんですよね!
あんなといた16年間楽しかった思い出がいっぱいで最高だった!ありがとうしかないよ!
今はパルと追いかけっこしたり、楽しんでるんだろうなぁ☆
大事なペットを亡くした方、その辛い悲しい気持ち十分にわかります。
私は今までハムスター、文鳥、うさぎ。と飼っていましたが、どの子とのお別れも辛かったです。
文鳥は10歳まで生きて頑張ってくれました。
楽しい思い出ばかりです。
悲しみの乗り越え方は人それぞれです。よく聞く言葉ですが時間が解決してくれます。
時間が経つにつれてあんなの死に対して穏やかな気持ちになり、今まであまり思い出さなかったような事も思い出すようになりました。
この時のあんなは、こんな事しておバカだったなぁとか、ブロッコリー好きだったなぁ。とか、あんながキラキラしていた頃のことばかりです。
私たちよりも短い命、お別れの時にありがとうと言えるように、いっぱい遊んで、いっぱい抱きしめてあげて欲しいです(*^_^*)